ページをめくるたびに、あらあら不思議。
動物が変身していく絵本『へんしん どうぶつ』は、赤ちゃんから楽しめることば遊び絵本です。
人気絵本作家・三浦太郎さんの手による、優しさと遊び心に満ちた一冊をレビューします!
『へんしん どうぶつ』絵本の基本情報 魅力と特徴
- 作者:三浦太郎
- 出版日:2022年5月
- 出版社:ほるぷ出版
- 定価:1,078円(税込)/980円(税別)
- サイズ:15cm × 15cm
- ページ数:24ページ
『へんしん』絵本の内容は?
かわいい ひよこさん へんしんと言ったら、なんと「ひよこさんがらいおんさんに変身!」
動物がどんどんへんしんしていきます。
どんなのに変身するのかワクワクするように、四角や丸など着る抜かれていて、何になるかな?と当てて遊ぶこともできます。
親子で声に出して楽しめる、ユーモアあふれる内容です。
絵本の魅力と特徴
言葉のリズムがいい
「へんしん」と繰り返されるフレーズが心地よく、赤ちゃんもにっこり。
想像力が育つ
動物が別の動物に“へんしん”していく展開に、子どもはびっくり&大笑い。
シンプルなイラスト
三浦太郎さんならではの、温かくて見やすい絵が、赤ちゃんにもわかりやすい。
対象年齢
0歳〜3歳ごろまでがおすすめ。
いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?
0歳の赤ちゃんから反応があり、言葉の発達が進む2〜3歳ごろにピークを迎えます。長ければ4歳くらいまで楽しめます。
0歳児への絵本選びのポイントはこちら↓

読み聞かせの反応は?
へんしんに合わせて笑ったり、一緒に言葉をまねしたりと、好反応!
「らいおん」「りす」「わに」と元気に叫ぶ姿も。
予想外の“変身”に子どもたちは大盛り上がりです。
0歳児の読み聞かせの方法についてはこちら↓

読み聞かせのコツは?
へんしんの場面は間を取る
変身直前に間をおくと、「何になるの!?」というワクワク感が生まれます。
シリーズはある?あったらその紹介
『へんしん』には、テーマ別に展開されたシリーズ作品があります。どれも「へんしん」の楽しさと、三浦太郎さんならではの温かく親しみやすいイラストが魅力です。
- 『へんしん うみのいきもの』
くらげ、たこ、さめ……海の仲間たちが大集合!へんしんしながら海の世界を冒険できます。
- 『へんしん のりもの』
車、電車、ヘリコプターなど、人気の乗り物が変身!乗り物好きの子に大人気。
- 『へんしん はたらくくるま』
パトカーやショベルカーなど、働く車が続々登場。働く車が好きな子にはたまらない内容です。
どれも『へんしん』の言葉遊びのスタイルをそのままに、テーマに特化しているため、お子さんの興味に合わせて選べます。
口コミ・レビュー
親子で大笑い
想像以上の展開に大人も笑ってしまう。親子で楽しめるのが嬉しいです。
言葉の面白さに気づける
似ている言葉が違う意味になる面白さを学べる貴重な絵本。
繰り返しがちょうどいい
リズムもテンポも良く、飽きずに毎日読めます。
プレゼントにおすすめ?
出産祝いや1歳の誕生日プレゼントにぴったりです。
見た目も可愛らしく、長く使える絵本です。
作者「三浦太郎」さんについて
三浦太郎(みうら たろう)
グラフィックデザイナー出身の絵本作家。シンプルであたたかみのある絵と、赤ちゃんや幼児に寄り添った内容が特徴。国内外で高く評価されています。
作者の他の絵本まとめ
- 『くっついた』
赤ちゃん絵本の大定番!親子のスキンシップに最適。 - 『おててがでたよ』
身体への興味を育てる一冊。 - 『なーらんだ』
色や形を学べる、視覚的にも楽しい絵本。
まとめ
絵本『へんしん どうぶつ』は、言葉のリズムとユーモア、そして想像力を刺激する秀逸な赤ちゃん絵本です。
0歳から長く楽しめて、親子のコミュニケーションを深める一冊として非常におすすめ。
三浦太郎さんの他の作品とあわせて、ぜひおうちの本棚に加えてみてください!
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