子どもたちが大好きなくだものたちが、お祭り気分で踊り出す!
絵本『くだもの音頭』は、にぎやかで楽しい言葉のリズムと、カラフルな絵が魅力の1冊です。読み聞かせをしながら一緒に体を動かしたくなるような、親子で楽しめる作品をご紹介します。
『くだもの音頭』絵本の基本情報 魅力と特徴
- 作者:きのしたけい
- 出版日:2022年7月
- 出版社:コクヨ
- 定価:税込1,100円
- サイズ:15cm × 15cm(ボードブック)
- ページ数:24ページ
絵本『くだもの音頭』の内容は?
すいか、バナナ、りんご、もも……いろいろな果物たちが音頭に合わせてにぎやかに踊ります。
「○○をたてにきったら こんなので よこにきったら こんなのよ〜♪」と、リズミカルなフレーズが繰り返され、果物ごとに断面が紹介されていきます。
まるで絵本の中で夏祭りが開かれているような楽しさです。
絵本の魅力と特徴
言葉のリズムがいい
「○○をたてにきったら こんなので よこにきったら こんなのよ〜♪」というフレーズが繰り返され、自然と声に出したくなるリズム感があります。
楽しい音読ができる
音頭調のテンポが良く、読み聞かせにぴったり。読み手も聞き手も楽しくなります。
果物の関心が強まり食育になる
果物を縦と横に切る仕掛け絵本。大人も知らない断面があるかも?!
果物を教えてあげることで食育にもつながります。
対象年齢
0歳〜4歳ごろまで
いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?
赤ちゃんのうちからでもOK。特に1〜3歳の子どもがリズムを楽しめる時期にぴったり。4歳頃まで十分楽しめます。
0歳児への絵本選びのポイントはこちら↓

読み聞かせの反応は?
読み始めると「たてにきったら」のフレーズに反応して笑ったり、身体を揺らしたりする子が多いです。
果物が出てくるたびに「りんご!」「すいか!」と名前を言って楽しむこともあります。
0歳児の読み聞かせの方法についてはこちら↓

読み聞かせのコツは?
- テンポよく読む
音頭のリズムを意識して、元気に読み上げるとより楽しめます。 - ジェスチャーを交える
「縦・横」などの動きを手や体で表現すると、子どもたちがさらに夢中になります。
シリーズはある?
『くだもの音頭』はシリーズ作品ではありませんが、作者・きのしたけいさんによる“食べ物×リズム”をテーマにした絵本が多数あります。
たとえば、『フライパン』『おなべさん』『おべんとう』『おやさいどうぞ』など。どれも擬音語やくり返しのリズムが心地よく、読み聞かせにぴったりです。
口コミ・レビュー
親子で盛り上がれる!
・テンポの良い言葉で子どもが笑顔に
・繰り返し読んでも飽きない
・自然と踊りたくなる楽しさがある
プレゼントにおすすめ?
とてもおすすめです。
特に1〜3歳の誕生日プレゼントや、お祭りシーズンにちなんだギフトとしてぴったり。親子で一緒に楽しめる1冊です。
作者「きのしたけい」さんについて
きのしたけいさんは、リズム感のある文章とユーモラスな発想が魅力の絵本作家。
言葉遊びや繰り返し表現を得意とし、子どもの感性を引き出す作品を多く手がけています。
作者の他の絵本まとめ
- 『フライパン』
焼く音や料理の様子を楽しめる擬音たっぷり絵本 - 『おなべさん』
野菜たちが次々登場し、元気に「どうぞ!」と挨拶 - 『おべんとう』
食材が次々登場して、お弁当箱に詰まっていく楽しさ - 『おやさいどうぞ』
野菜たちが次々登場し、元気に「どうぞ!」と挨拶 - 『おはようさんさん』
入園準備にもおすすめの仕掛け絵本
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓
https://kumausa.online/ohayousansan/
まとめ
『くだもの音頭』は、言葉のリズムと果物の断面の仕掛けが魅力の絵本です。
赤ちゃんから幼児まで楽しめ、読み聞かせの時間が自然と笑顔に包まれます。
季節感のある楽しい1冊として、ぜひ手に取ってみてください。
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