赤ちゃんが夢中になる絵本の魅力を徹底レビュー!
赤ちゃんがものを「ぽいぽい」と投げたり散らかしたりするのは成長の証。でも、お片付けまで上手にできたらうれしいですよね。
たるいしまこさんの「ぷーちゃん」シリーズは、そんな赤ちゃんの行動を温かく描き、親子で笑顔になれる絵本ばかり。今回はその中でも『ぽいぽいぷーちゃん』をご紹介!お片付けの楽しさや魅力、口コミ、読み聞かせのコツまで徹底レビューします。
『ぽいぽいぷーちゃん』絵本の基本情報
- 作者:たるいしまこ
- 出版日:2007年5月
- 出版社:ポプラ社
- 定価:1100円(税込)/1000円(税別)
- サイズ:18×18cm
- ページ数:24ページ
『ぽいぽいぷーちゃん』絵本の内容は?
『ぽいぽいぷーちゃん』は、小さなぷーちゃんがお片付けをするお話です。
ぷーちゃんはボールやつみき、ネズミやネコなどを、箱の中に「ぽいぽい」と放り込んでいきます。
たくさん入れたおもちゃ箱が最後には、ぷーちゃんまで中に入ってしまいます。
ゆーらゆーら お舟みたいと遊んでいると「がっしゃーん!」と倒れてしまいます。それでもぷーちゃんはめげずに「もっかい」と言って、再びぽいぽいお片付けを始めたくなるのです。
赤ちゃんが大好きな「ぽいぽい」の動作をお片付けにつなげ、楽しく習慣づけられる、ユーモアあふれる一冊です。
絵本の魅力と特徴
1. 言葉のリズムがいい
「ぽい」や「がっしゃーん」など、擬音が繰り返され、赤ちゃんの耳に心地よく響きます。親も一緒に声に出して楽しめるのが魅力です。
2. 赤ちゃんの日常にぴったり
「ぽいぽい」は赤ちゃんにとって日常的な動作。それをお片付けに結びつけることで、自然にお片付けの習慣が身につきます。
3. 笑いで終わる展開
最後に箱が「がっしゃーん!」と倒れるオチが楽しく、赤ちゃんが笑顔になること間違いなし!「もっかい」という繰り返しで、さらに楽しさが続きます。
対象年齢
- 生後6か月頃〜2歳半くらいまで
「ぽいぽい」という行動が始まる生後6か月頃から楽しめます。2歳以降もお片付けの習慣づけとして活躍します。
いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?
『ぽいぽいぷーちゃん』は、赤ちゃんがものを握って投げ始める生後6か月頃からがおすすめです。
1歳を過ぎるとお片付けの意味も少しずつ理解できるようになり、絵本と現実の行動がつながって楽しめます。2歳半頃まで長く読めますが、3歳くらいになっても繰り返しを楽しむ子も多いです。
読み聞かせの反応は?
- 「ぽい」の音に大笑いする子が多い
- 絵を指差したり、真似をするようになる
- 「もっかい!」と絵本を持ってくる子が多い
お片付けをまねする赤ちゃんも多く、実生活でも役立つ絵本です。
読み聞かせのコツは?
実際にぽいしながら読む
ぬいぐるみや積み木などを使って、実際に「ぽい」する動作を見せながら読むと、赤ちゃんの興味が倍増します。
やさしい声で、ゆっくり読む
「ぽい」や「がっしゃーん」の言葉を大きく抑揚をつけながらも、基本は優しくゆっくり読むと赤ちゃんが心地よく聞いてくれます。
赤ちゃんの名前を入れて読む
「〇〇ちゃんもぽいしてるね!」など、赤ちゃんの名前を入れると、自分のことだと思い、より集中して聞いてくれます。
シリーズはある?
あります!『ぽいぽいぷーちゃん』は「ぷーちゃん」シリーズの一冊。ほかには以下の作品があります。
- 『だっこだっこぷーちゃん』
詳しく知りたい方はこちら↓

- 『まぜまぜぷーちゃん』
- 『おきておきてぷーちゃん』
いずれも赤ちゃんの日常の動作をテーマにしていて、繰り返しのリズムや親しみやすいイラストが共通の魅力です。
口コミ・レビュー
「片付け上手になった!」
「絵本を読んだあと、子どもが自分からお片付けをするようになってびっくり。遊び感覚でできるのがいいです。」
「読み終わると『もういっかい』」
「最後の『がっしゃーん』に大喜び!毎回『もっかい!』と何度もせがまれます。」
「がっしゃーんが面白すぎる!」
「お片付けの絵本だけど、堅苦しくなくて笑いながら読めます。親も楽しい絵本です。」
「贈り物にもおすすめ」
「サイズもちょうどよく、友人の出産祝いに贈ったらすごく喜ばれました。」
プレゼントにおすすめ?
とてもおすすめです!
丈夫なボードブックで、赤ちゃんが舐めたり投げたりしても安心。コンパクトなので持ち歩きにも便利です。
出産祝いや1歳の誕生日プレゼントにも喜ばれる一冊です。お片付けを楽しく習慣づけたいご家庭には特にぴったりです。
作者「たるいしまこ」さんについて
たるいしまこさんは、日本の絵本作家・イラストレーター。赤ちゃんや幼児の仕草や表情を、温かみのあるタッチで描き出します。
赤ちゃんの日常を切り取った絵本が多く、親子で楽しめる作品を数多く手がけています。「ぷーちゃん」シリーズは代表作のひとつで、多くの育児世代に支持されています。
作者の他の絵本まとめ
- 『だっこだっこぷーちゃん』
- 『まぜまぜぷーちゃん』
- 『おきておきてぷーちゃん』
- 『あらあらぷーちゃん』
- 『うんちっち』
- 『おててがでたよ』
など、赤ちゃん向け絵本を多数出版しています。
まとめ
『ぽいぽいぷーちゃん』は、赤ちゃんの大好きな「ぽいぽい」という動きをテーマに、お片付けの楽しさを伝える絵本です。
楽しい擬音や繰り返しのリズム、思わず笑ってしまう「がっしゃーん」のオチなど、赤ちゃんが飽きずに何度も読みたくなる工夫がいっぱい。お片付けの習慣づけにも一役買ってくれる、育児の強い味方です。
赤ちゃんとのコミュニケーションをもっと楽しくしたい方、初めての絵本選びに迷っている方、プレゼントを探している方にも、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
『ぽいぽいぷーちゃん』で、赤ちゃんの「ぽいぽい」が笑顔のお片付けタイムに変わりますよ!
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