おうちでの読み聞かせタイムにぴったりな、ワクワク感いっぱいのベビー絵本『どんどん すすもう!』。
迷路あそびを通して、色や形、言葉の楽しさ、さらに“プログラミング思考力”まで育める、ちょっとユニークな作品です。
今回はこの絵本の魅力や読み聞かせのコツ、口コミまでたっぷりご紹介します。
『どんどん すすもう!』絵本の基本情報
- 作・絵:かしわら あきお
- 出版社:昭文社
- 発行日:2024年3月
- 定価:税込¥1,210(税別¥1,100)
- サイズ:B5変型(約18cm×18cm)
- ページ数:全24ページ
『どんどん すすもう!』絵本の内容は?
0才から楽しめる「ワクワクがめばえる」ベビーえほんシリーズの続刊。
ページをめくるごとに、ぽーやんと一緒に道を進みながら迷路遊びができます。
カラフルでやさしいイラストには、動物や食べ物、乗り物など、子どもが喜ぶモチーフがいっぱい。
迷路といっても難しいルートではなく、指でなぞるだけで「どんどん すすもう!」と進めるので、0〜2才のお子さんでも楽しめます。
ゴールでは思わぬ出会いやシーンがあり、読むたびにワクワクが広がります。
絵本の魅力と特徴
1. 言葉のリズムがいい
「どんどん すすもう!」というフレーズが繰り返され、読み聞かせると自然にテンポが生まれます。赤ちゃんにも耳で覚えやすい響きです。
2. 指でなぞる遊びができる
ページの上で指を動かしながら道を進むことで、手先の感覚や空間認識力を育むことができます。
3. 成長に合わせて楽しみ方が変わる
- 0才…色と形を楽しむ
- 1才…道をたどる動作を覚える
- 2才…場面の発見や言葉のやりとりが増える
対象年齢
公式には0才から楽しめますが、迷路をたどる遊びができるのは1才前後から。2〜3才になると自分から進みたくなるお子さんも多く、長く使える一冊です。
いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?
- 読みはじめ:生後6か月ごろから、色や絵を見せながら
- ピーク:1〜2才ごろ、迷路遊びにハマる時期
- 卒業目安:3才ごろまで。ことば遊びとしてはもう少し長く使えます
読み聞かせの反応は?
- 0才:色やページの動きにじっと注目
- 1才:指で道をたどろうとする
- 2才:キャラクターや場面の発見を楽しむ
- 兄弟姉妹や親子で競争のように遊ぶことも
読み聞かせのコツは?
指で一緒になぞりながら読む
指を動かすことで、子どもの集中力と達成感が高まります。
キャラクターになりきって声色を変える
「どんどん すすもう!」を元気な声や優しい声で読めば、物語の世界に引き込みやすくなります。
迷路の寄り道をあえてする
「こっち行ったらどうなるかな?」と別の道を試すと、発見の喜びが倍増します。
シリーズはある?
『ぽーやんの おうちたんけん』など、同じ「ワクワクがめばえる」シリーズがあります。どれも0才から楽しめる体感型絵本です。
口コミ・レビュー
色がきれいで赤ちゃんが夢中!
「まだ迷路はできないけど、じーっと見てくれる。色づかいが鮮やかで目を引く。」
成長とともに遊び方が変わる
「1才のときはなぞるだけ、2才になったら『あっ!○○だ!』と発見を楽しむようになった。」
繰り返し読んでも飽きない
「毎日『どんどん すすもう!』と持ってくるほどお気に入り。」
プレゼントにおすすめ?
出産祝い・1才の誕生日プレゼントにもおすすめです。
迷路・ことば・色彩の3つの楽しみがあるので、長く使えてコスパも◎。
作者「かしわら あきお」さんについて
グラフィックデザイナー出身の絵本作家。シンプルで親しみやすいキャラクターデザインと、赤ちゃんが見やすい色づかいが特徴です。
作者の他の絵本まとめ
- 作者の他の絵本まとめ
『ねこさん のってくださーい』
バスが「ぶーんぷっぷー」と出発して、乗るものののヒントがでてきます。次のページでのってきたものに「○○さん、のってくださーい」と呼びかけ、次々にバスに乗っていくストーリー。

- 『にょっきりんどこどこ?』
「にょっきりん どこどこ?」というリズミカルな言葉と、ページをめくるたびに変化する展開が、赤ちゃんの興味と笑顔を引き出してくれます。

- 『あかちゃんごたどりえほん ぶっぶーがおー』
赤ちゃんの発達を促すために、触覚・視覚・聴覚を同時に刺激する工夫が施された絵本。特殊UV印刷によるギザギザの線を指でたどりながら、「ぶっぶー」「がおー」といったオノマトペを楽しむことで、赤ちゃんの言語発達や感覚統合をサポートします。

- 『しましまぐるぐる』
- 『いっしょにあそぼ』シリーズ
- 『あかちゃんごおしゃべりえほん』
- 『みかんオレンジ』
- 『みつけて どこどこ?』 など
まとめ
『どんどん すすもう!』は、0才から始められる迷路絵本という珍しいタイプの一冊です。
指でなぞる遊びを通して、色や形の認識、手先の発達、そして「どんどん すすもう!」という言葉のリズムが子どもの心に響きます。
成長に合わせて遊び方や感じ方が変わるため、1〜3才まで長く愛用できるのも魅力。
親子での読み聞かせはもちろん、プレゼントにもぴったりな絵本です。
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