初めての絵本選びに迷っている方へ。
「くだもの ころん」は、赤ちゃんの五感を優しく刺激する、シンプルながら奥深い一冊です。
言葉のリズムや色彩、繰り返しの楽しさが詰まったこの絵本は、親子で過ごす読み聞かせの時間にぴったり。
今回は、その魅力をたっぷりとご紹介します。
『くだもの ころん』絵本の基本情報 魅力と特徴
- 作者:もりと いずみ
- 出版日:2024年3月
- 出版社:講談社
- 定価:990円(税込)
- サイズ:15.9×1×16.5
- ページ:18ページ
絵本『くだもの ころん』の内容は?
「くだもの ころん」は、いろいろな果物たちが「ころっ」と転がる様子や果物の特徴を描いた絵本です。
もも、りんご、すいか……おなじみの果物たちが、ページごとに登場し、やさしい擬音とともに紹介されます。
赤ちゃんの視線を自然と引きつける構成になっています。
『くだもの ころん』の魅力と特徴
1.言葉のリズムが心地よい
シンプルな言葉と擬音が繰り返されるため、読んでいるうちに自然とリズムが生まれます。
2.鮮やかな色彩とシンプルな構図
果物の色が美しく、背景が白いため視認性も高く、赤ちゃんの目にも優しい。
「ころん」「ぼよーん」など擬音の面白さ
言葉の面白さを楽しみながら、果物の形や名前も覚えられます。
対象年齢
0歳〜2歳ごろ
いつから読み聞かせする?何歳まで楽しめる?
生後6ヶ月頃からおすすめ。
絵と言葉に反応し始めるころにぴったりで、2歳頃までは繰り返し楽しめます。
0歳児への絵本選びのポイントはこちら↓

読み聞かせの反応は?
6ヶ月のころから読んであげていますが、「ころん」という言葉に反応してニコッと笑ったり、体をゆらしたりしてくれます。
特にお気に入りのくだものが出てくると「あっ!」と声を出して反応してくれるようになりました。
「ころん、ころん」と繰り返し読むと、絵をじーっと見つめて集中してくれます。
ページをめくるときにも、ワクワクした表情で次を待っているのが伝わってきて、親としてもとても嬉しい時間です。
0歳児の読み聞かせの方法についてはこちら↓

読み聞かせのコツは?
●「ころん」「ぺろん」などをゆっくり丁寧に読む
擬音を引き立たせて赤ちゃんの注意を引きつけやすくなります。
●果物の名前を指差ししながら読む
名前の認識を促し、語彙を自然に増やすことができます。
口コミ・レビュー
- 読み始めてすぐに、「ころん」の音に赤ちゃんが笑顔になりました!
- 果物の絵がシンプルでわかりやすく、指さししながら名前を教えられます。
- 厚紙でできていて丈夫なので、赤ちゃんが自分でめくっても安心です。
- 毎日繰り返し読んでいますが、飽きずに楽しんでくれています。
- カラフルなくだものの絵に夢中
プレゼントにおすすめ?
出産祝いや1歳の誕生日プレゼントにおすすめ。
コンパクトでかわいく、喜ばれる絵本です。
作者について
もりと いずみさんは、赤ちゃん向け絵本を中心に活躍している絵本作家。
乳幼児の発達に寄り添った視点から、シンプルながら深い作品を描いています。
作者の他の絵本まとめ
- 『パンどうぞ』
- 『ケーキやけました』
- 『くだもの ぱくっ』
- 『おもち』
- 『パンふわふわ』
いずれも赤ちゃん絵本として高い評価を受けています。
他のおすすめポイント
- 持ち歩きに便利なサイズ:お出かけ時の読み聞かせにもぴったり
- 厚紙仕様で丈夫:赤ちゃんが手に取っても安心
まとめ
『くだもの ころん』は、赤ちゃんの視覚・聴覚にやさしく語りかける、心あたたまる絵本です。
シンプルな言葉と繰り返される「ころん」のリズムが、赤ちゃんの耳に心地よく届き、自然と笑顔があふれます。色彩も鮮やかで、果物の形もわかりやすく、初めての絵本にぴったりの一冊です。
シリーズ作品や作者の他の絵本も魅力的で、プレゼントにもおすすめです。
この絵本のポイント
- 対象年齢:0歳〜2歳頃
- 内容:「くだもの」が「ころん」と転がるシンプルでリズミカルなお話
- 魅力:擬音のリズム/カラフルな果物の絵/厚紙でめくりやすい
- おすすめの読み方:「ころん」をゆっくり、抑揚をつけて読んでみよう
- 赤ちゃんの反応:笑う、集中する、指差しするなど反応が豊か
- シリーズ作品あり:『やさい ころん』など
- プレゼントにも最適:出産祝いや誕生日に喜ばれる
やさしい音と色で、赤ちゃんとのふれあい時間がもっと楽しくなる『くだもの ころん』。
ぜひ親子でページをめくって、その“ころん”とした可愛らしさを体験してみてください。
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