赤ちゃん絵本として人気の『ねこさん のってくださーい』は、繰り返しの言葉と可愛いイラストで、小さな子どもたちの心をぐっとつかむ一冊です。
ねこたちが一匹ずつ乗っていく様子に、子どもたちはわくわくしながらページをめくっていくことでしょう。
この記事では、絵本の内容や魅力、対象年齢、読み聞かせのコツ、口コミやプレゼントにおすすめの理由まで詳しくご紹介します。
『ねこさん のってくださーい』絵本の基本情報
- 作者:かしわら あきお
- 出版日:2022年12月
- 出版社:昭文社
- 定価:990円(税込)/900円(税別)
- サイズ:17.4×17.4cm
- ページ数:24ページ
『ねこさん のってくださーい』絵本の内容は?
この絵本は、バスが「ぶーんぷっぷー」と出発して、乗るものののヒントがでてきます。
次のページでのってきたものに「○○さん、のってくださーい」と呼びかけ、次々にバスに乗っていくストーリー。
テンポよく繰り返されるフレーズと、ねこたちのユーモラスな動きが楽しいです。
シンプルで明快な展開なので、乳児や幼児にもわかりやすく、読み聞かせにもぴったりの内容です。
絵本の魅力と特徴
1. 言葉のリズムがいい
「のってくださーい」というフレーズが繰り返され、赤ちゃんにも覚えやすく、心地よいリズムで読み進められます。
2. イラストがとにかくかわいい
ねこやぶどう、ソフトクリームなど表情やポーズがユーモラスで、見ているだけで癒されます。細部まで丁寧に描かれており、大人も楽しめる一冊です。
対象年齢
おすすめは0〜3歳。
特に1〜2歳の赤ちゃんに好評です。
繰り返しの表現とシンプルな構成で、初めての絵本にもぴったりです。
0歳児への絵本選びのポイントはこちら↓

いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?
生後6か月頃から楽しめます。
言葉の理解が進む1歳以降は、ねこたちの動きに反応して笑ったり、「のってくださーい」と一緒に声を出したりするようになります。3歳ごろまでは繰り返し楽しめるでしょう。
読み聞かせの反応は?
次は何がのってくるかな?と想像して、「○○」「○○」と言ったり、「ぶどうさんがのってきた」「ねこさんがのってきた」と声をあげて反応してくれます。
読み聞かせ中の反応がとても良いと感じられます。
0歳児の読み聞かせの方法についてはこちら↓

読み聞かせのコツは?
やさしい声で、ゆっくり読む
繰り返しのフレーズをリズミカルに、穏やかに読むことで、子どもの集中力が高まります。
最後の展開で声色を変える
結末部分で少し声を変えるなど、ちょっとした演出で子どもの驚きや楽しみが増します。
シリーズはある?
2025年6月現在、『ねこさん のってくださーい』は単独作品ですが、かしわらあきおさんの他の作品と世界観がつながっているものもあり、同じ作風を楽しむことができます。
口コミ・レビュー
「何度も読んでとせがまれます!」
2歳の娘が大好きで、1日3回は読んでいます。読んでいるうちに「のってくださーい」と真似して言うようになりました。
「絵がとてもかわいくて癒される」
大人が見ても楽しい絵本。ねこが大好きな子にぴったりです。プレゼントにもしました。
「初めての絵本にも◎」
0歳から読み始めましたが、反応がよく、じっと見て聞いてくれました。文字数も少なく読みやすいです。
プレゼントにおすすめ?
とてもおすすめです。
絵本のサイズもコンパクトで持ち運びやすく、内容も可愛らしくて安心。
出産祝い、1歳の誕生日、ちょっとしたプレゼントにも最適です。
作者「かしわら あきお」さんについて
かしわらあきおさんは、絵本作家・イラストレーターとして活動しており、温かみのあるタッチと、ほっこりするストーリーで人気を集めています。動物や乗り物など、子どもが興味を持ちやすいテーマを得意としています。
作者の他の絵本まとめ
- 『しましまぐるぐる』
- 『いっしょにあそぼ』シリーズ
- 『あかちゃんごおしゃべりえほん』
- 『みかんオレンジ』
- 『みつけて どこどこ?』
どれも小さな子ども向けで、リズムと言葉遊びが楽しい作品ばかりです。
まとめ
『ねこさん のってくださーい』は、シンプルな繰り返しと可愛いイラストが魅力の赤ちゃん絵本です。
繰り返しの言葉が心地よく、ねこたちの表情豊かなイラストに癒されながら、読み聞かせの時間が特別なひとときになります。
初めての絵本選びにも、自宅用にも、プレゼント用にもおすすめできる、長く愛される一冊です。
ねこ好きな子どもにも、絵本初心者のパパママにも、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
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