子どもの好奇心をくすぐる色と形の世界で遊ぼう!『おおきいちいさい』

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絵本

子どもの好奇心をくすぐる「大きい」と「小さい」のくり返し。
元永定正さんの鮮やかな色彩と抽象的な形は、大人も惹きこまれる魅力があります。
今回は、絵本『おおきいちいさい』の基本情報から内容、読み聞かせのコツまで詳しくご紹介します。


『おおきいちいさい』絵本の基本情報

  • 作・絵:元永 定正
  • 出版社:福音館書店
  • 発行日:2011年10月
  • 定価:税込 ¥990(税抜 ¥900)
  • サイズ:22×21cm
  • ページ数:20ページ

『おおきいちいさい』絵本の内容は?

大きな丸と小さな丸、大きな四角と小さな四角。
ページをめくるたびに、色も形も変わりながら「おおきい ちいさい」が繰り返されます。
シンプルな言葉と大胆な構図が、赤ちゃんの視覚と聴覚を同時に刺激してくれる絵本です。


絵本の魅力と特徴

1. 言葉のリズムがいい

同じフレーズが繰り返され、耳に心地よいリズムが響きます。赤ちゃんも自然と耳を傾けます。

2. 鮮やかな色彩と大胆な形

抽象的ながらもハッキリとした色と形が目を引き、視覚発達を促します。

3. 想像を広げられる余白

形の意味はあえて限定されておらず、親子で「これはなにに見える?」と会話が弾みます。


対象年齢

0歳から楽しめます。
特に1〜3歳は「大きい・小さい」という概念を覚える時期なのでぴったりです。


いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?

  • 読みはじめ:生後6か月頃から(色や形を眺めるだけでもOK)
  • ピーク:1〜3歳(言葉と概念の結びつきが強まる時期)
  • 長く楽しむ:5歳頃までは「形あそび」としても楽しめます。

読み聞かせの反応は?

  • 赤ちゃんはページをめくるたびに目を大きく見開いて反応。
  • 1歳頃になると「ちいさい!」と指差しで応答してくれることも。
  • 幼児期になると「もっと大きいのは?」と展開して遊ぶ姿も見られます。

読み聞かせのコツは?

手ぶりを加えて読む

「おおきい」で大きく腕を広げ、「ちいさい」で小さく丸めると動作で意味が伝わります。

やさしい声で、ゆっくり読む

言葉の間に余裕を持たせることで、耳にしっかり届きます。

色や形を指差しながら読む

「これはあかい丸だね」と付け加えると語彙も増えます。


シリーズはある?

『おおきいちいさい』は単独の絵本ですが、元永定正さんの同じスタイルの抽象画絵本には『もこ もこもこ』『ころころころ』などがあります。色と形をテーマにした作品が多く、あわせて読むと世界が広がります。


口コミ・レビュー

「0歳でもじっと見てくれます」

色がはっきりしていてシンプルなので、赤ちゃんも最後まで集中して見てくれます。

「形あそびに発展」

2歳の子どもが「もっと大きいのは?」と実際の物を持ってきて比べるようになりました。

「親も楽しい」

抽象画なので解釈が自由。親子で「これはなんに見える?」と会話が広がります。


プレゼントにおすすめ?

知育・視覚発達のサポートになるので、出産祝いや1歳の誕生日プレゼントにもおすすめです。小さめサイズで持ち運びやすく、外出先でも楽しめます。


作者「元永定正」さんについて

1922年、三重県生まれの美術家・絵本作家。具体美術協会のメンバーとしても知られ、日本の抽象美術を牽引しました。
絵本では、芸術的な色彩感覚とユーモラスな形が特徴。子どもの感性を育む作品を多数発表しています。

作者の他の絵本まとめ

  • 『もこ もこもこ』
  • 『ころころころ』
  • 『わ』
  • 『せん』
  • 『おはなし しましょう』

まとめ

『おおきいちいさい』は、シンプルな言葉と形で、赤ちゃんから大人まで楽しめる抽象画絵本です。
「大きい」と「小さい」という日常的な概念を、鮮やかな色彩と大胆な構図で楽しく表現。
読み聞かせでは、動作や声の強弱をつけることで、より親子のコミュニケーションが深まります。
元永定正さんならではの芸術的な感覚が凝縮されたこの一冊は、知育・感性育成・親子時間のすべてにおすすめできる作品です。


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