赤ちゃんの初めての絵本としてぴったりの一冊『つんつんぱん』。
繰り返しの言葉と優しい絵柄が、小さな子どもたちの心をぎゅっとつかみます。
本記事では、絵本『つんつんぱん』の基本情報から内容、読み聞かせのコツ、口コミ、さらには作者・はるのまいさんの他作品まで、詳しくご紹介します。
『つんつんぱん!』絵本の基本情報
- 作者:はるの まい
- 出版日:2022年2月
- 出版社:エンブックス
- 定価:1,320円(税込)/1,200円(税別)
- サイズ:18×18cm
- ページ数:24ページ
『つんつんぱん!』絵本の内容は?
絵本『つんつんぱん』は、赤ちゃんの腕、手、太もも、ほっぺなどを「つんつん」して、「ぱん!〇〇パン」という繰り返しの擬音語がリズムよく展開される、赤ちゃん向けの絵本です。
指で「つんつん」して赤ちゃんと触れ合いながら、色々なパンの登場を楽しめる絵本です。
親子で触れ合いながら読むのに最適な一冊です。
絵本の魅力と特徴
1. 言葉のリズムがいい
「つんつん」「ぱん!」というフレーズが繰り返され、赤ちゃんの耳に心地よいリズムが響きます。
2. 親子のスキンシップが自然に生まれる
「つんつん」と触れたり、「ぱん!〇〇パンいただきます」と食べる真似をしたり、読みながら自然にスキンシップができ、親子の絆が深まります。
3. イラストがやさしくて安心感がある
絵本全体のトーンが柔らかく、動物たちの表情もやさしいので、赤ちゃんが安心してページをめくることができます。
対象年齢
生後6ヶ月頃から2歳くらいまでがおすすめです。
言葉に反応を示し始める月齢から、指差しや真似っこ遊びができる時期まで、幅広く楽しめます。
0歳児への絵本選びのポイントはこちら↓

いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?
「つんつんぱん」は、赤ちゃんが指差しを始める6ヶ月頃からが特におすすめです。
1歳半〜2歳になると、自分から「つんつん」したり「ぱん!」とマネをするようになり、やりとりの楽しさも味わえるようになります。
シンプルな言葉と動作で構成されているので、2歳ごろまで十分楽しめる内容です。
読み聞かせの反応は?
赤ちゃんが笑顔になったり、手をのばして絵本に触れようとしたりします。
短くてわかりやすい構成なので、読み終えたあとに「もう1回!」とリクエストされることも多いです。
0歳児の読み聞かせの方法についてはこちら↓

読み聞かせのコツは?
実際に「つんつん」したり「いただきます」と食べる真似をしてみる
絵本の動作に合わせて赤ちゃんの体を優しくつんつんしたり、いただきますで食べる真似をしたりすることで、絵本の内容がより楽しく伝わります。
やさしい声で、ゆっくり読む
言葉のリズムを大切に、落ち着いたトーンで読むと、赤ちゃんの集中力が持続しやすくなります。
赤ちゃんと目を合わせながら読む
アイコンタクトをしながら読むことで、赤ちゃんの安心感が増し、より絵本に集中してくれるようになります。
シリーズはある?
現時点では、『つんつんぱん』は単独作品ですが、はるのまいさんは同じように赤ちゃん向けの絵本を複数手がけており、どれもやさしいタッチとリズム感ある言葉が特徴です。
口コミ・レビュー
声がけのきっかけになる
「つんつん!」と自然に声がけができて、赤ちゃんの笑顔が増えました。育児の合間の遊びにもぴったりです。
読み聞かせの定番になった
寝る前の絵本タイムに毎日読んでいます。お気に入りの一冊です。
プレゼントに喜ばれた
出産祝いにプレゼントしたところ、「赤ちゃんがとても反応してくれる」と好評でした。
プレゼントにおすすめ?
非常におすすめです。
言葉の少ない絵本は好みが分かれにくく、初めての絵本としても安心して贈れます。
産祝いや1歳の誕生日プレゼントにも最適です。
作者「はるのまい」さんについて
はるの まいさんは、保育士経験をもつ絵本作家。子どもの日常に寄り添ったやさしい視点で、赤ちゃんや幼児向けの作品を多く手がけています。シンプルな言葉とあたたかい絵柄が特徴で、親子のコミュニケーションを自然と生み出してくれる作風です。
作者の他の絵本まとめ
- 『ふうしてあそぼ』
まとめ
絵本『つんつんぱん』は、言葉のリズムとスキンシップの楽しさが詰まった赤ちゃん向けの一冊です。
初めての読み聞かせにもぴったりで、親子のふれあい時間をよりあたたかいものにしてくれます。
作者・はるのまいさんのやさしいまなざしと、赤ちゃんに寄り添った表現が光るこの作品は、家庭用はもちろん、出産祝いなどのプレゼントにも最適です。
短いながらも豊かなやりとりができる『つんつんぱん』。ぜひ、あなたのお子さんとも楽しんでみてください。
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