「わらって!」は、赤ちゃんから大人まで思わずにっこりしてしまう、シンプルで心あたたまる絵本。
「わらって!」は、絵本作家・わかるさんが描く、赤ちゃんのためのやさしい絵本です。
短くてわかりやすい言葉と、にこにこと笑う登場人物たち。
ページをめくるたびに、ふんわりとした笑顔がこちらまで伝わってきて、気がつけば読み手もにっこり。
忙しい子育ての毎日にこそ読んでほしい、「笑う」ことの大切さを思い出させてくれる1冊です。
本記事では、そんな『わらって!』の基本情報から内容の魅力、対象年齢や読み聞かせのコツ、口コミまで、ママ・パパ目線で詳しくご紹介します。
くり返される言葉とやさしい絵で、読み聞かせにぴったりの1冊です。
『わらって!』絵本の基本情報 魅力と特徴
- 作:わかる
- 出版社:講談社
- 出版日:2024年2月
- 定価:税別1,200円
- サイズ:16cm × 16cm(ボードブック)
- ページ数:26ページ
絵本『わらって!』の内容は?
「ぷぷぷ」「あはっ」「いひひっ」など、シンプルな言葉がやさしく繰り返される絵本。
登場するのは、どうぶつたちと赤ちゃん。
みんながにこにこ笑っていって、最後には泣いている赤ちゃんを笑顔にする絵本。
いろんな笑い方があっておもしろいです。
絵本の魅力と特徴
ことばのリズムが心地いい
色々な笑い方をリズムよく押してくれる「がはは」「あはっ」「にこにこ」など、短くて優しいフレーズが繰り返され、赤ちゃんにも耳なじみのよいテンポ感です。
笑顔がテーマで誰でも共感できる
言葉が分からなくても、「笑う」ことの楽しさ・あたたかさは自然と伝わります。
絵がシンプルでわかりやすい
やわらかい色づかいと、丸みのあるキャラクターたちが親しみやすく、視覚的にも赤ちゃんにやさしいつくりです。
対象年齢
0歳~3歳くらいがおすすめです。
特に、まだ言葉が話せない時期の赤ちゃんにぴったり。
いつから読み聞かせする?何歳くらいまで?
6か月ごろから読み聞かせに使えます。
繰り返しの言葉や笑顔の表現が多く、2~3歳になっても楽しめる絵本です。
4歳ごろまで「まねっこ遊び」や「感情表現の学び」に活用することもできます。
0歳児への絵本選びのポイントはこちら↓

読み聞かせの反応は?
・赤ちゃんがじっと絵を見つめたり
・「ぷぷぷ」などいろいろな笑い方のタイミングでにっこりしたり
・声を出して笑ったりすることも。
読み手の表情や声色に赤ちゃんが敏感に反応してくれる、反応の良い絵本です。
0歳児の読み聞かせの方法についてはこちら↓

読み聞かせのコツは?
自分も笑顔で読む
読む人の表情が明るいと、赤ちゃんも安心して笑顔になれます。
声に抑揚をつける
「ぷぷぷ」「がはは」など、言葉に合わせて楽しそうに声を出すことで、より感情が伝わります。
シリーズはある?
現在のところ、『わらって!』は単独作品です。
口コミ・レビュー
読むたびに笑顔になる、幸せな1冊
親子でいっしょに笑える絵本は意外と少ない中で、『わらって!』は心から笑えて、癒される貴重な存在。
「赤ちゃんの反応がいい」「プレゼントにも喜ばれた」との声も多数。
プレゼントにおすすめ?
とてもおすすめ!
出産祝いやファーストブックにぴったり。
ボードブックなので安全で、男女問わず喜ばれます。
読み聞かせを通じて親子のふれあいが生まれるので、贈り物として非常に喜ばれます。
作者「わかる」さんについて
イラストレーター、アーティスト。やさしくシンプルなイラストで、SNSを中心に人気を集めています。
Instagramでは日常の一コマを切り取ったマンガや、ほっこりする言葉を投稿。
絵本作家としてのデビュー作がこの『わらって!』です。
作者の他の絵本まとめ
現在のところ、絵本としては『わらって!』が初の出版作品です。
今後の作品にも期待が高まっています。
他におすすめポイント
- 親も癒される絵本:子育ての忙しさのなかで、ほんの数分でも「笑顔」を大切に思い出させてくれます。
- どこでも読めるコンパクトサイズ:外出先での待ち時間や寝かしつけにもぴったり。
まとめ
『わらって!』は、言葉の少ない赤ちゃんでも、「笑顔」で通じ合える温かい絵本。
わかるさんのやさしいイラストと、繰り返しのことばが親子に心地よいリズムを届けます。
読み聞かせを通じて、「笑うこと」の大切さと楽しさを分かち合える――そんな魔法のような絵本です。
ファーストブックにも、プレゼントにも、ぜひ手に取ってほしい1冊です。
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